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「絶対おもしろいショーをやる!」を実現できたランウェイショー@ヒカリエ

久保です。
少し前の話になりますが、202592日、Rakuten Fashion Week TOKYOにてyoshiokubo 2026年春夏コレクション「Tailored for the spin」を発表しました。
今回はその感想、ショーへの反響の“答え”などを語っていきます。

ファッションとブレイクダンスを融合

今回のコレクションは、「Red Bull BC Oneとともにファッションとブレイクダンスを融合。ダンサーの動きから生まれる立体的なシルエットや新しい表現をお届けする」ということで、当日は会場だけでなくライブ配信もしたのですが、ご覧いただけたでしょうか?
まだの方はぜひこちらから見てみてください!

自分も何度も見返しているんですが、これがもうやっぱりおもしろい!
yoshiokuboのショーの中でも最高傑作のひとつになったと思っていますし、見ていて本当に飽きない仕上がりになっています。

もちろん、前回の花やしきやその前の吉本新喜劇とのショーも最高でした。
が、それに負けず劣らずの最高っぷり。
僕としては大満足な反面、もしかすると、ファッションショー的にはかなり斬新で実験的にも見えたかもしれません。

ショーはおもしろい。けど、怖いものでもある。それを超えるとハンパない達成感がやってくる!

ファッションショーには、音楽に合わせてモデルが次々にランウェイを歩く基本形、モデルを立たせてお客さんがそれを自分のタイミングで見ていくインスタレーションスタイル、というようにある程度「型」があると言えます。

そういう意味では、今回僕がやったショーは相当「型破り」なところがあったと言えるでしょう。
音楽と共にDJが会場のボルテージを上げ、中央ステージで日本最高峰のブレイクダンサーたちが技を繰り広げる。そして、その周囲をランウェイするモデルたちーー。
この融合を楽しむエンターテイメントとしてのショーに仕上がっていたと確信してもいます。

特に“いい仕事”をしてくださったのは、音響×DJさん!
ファッションショーの裏側では、モデルの送り出しにまごついたり、大小何かしらのトラブルだったりいろいろ起きるものなのですが、個人的にはそれより何より怖いのは、「何もない、空白の間が生まれてしまう」ということなんです。

一瞬でも「しーん」となると空気感が壊れてしまう。そんな恐怖を前日の夜なんかに想像してしまうと…。
そこで、過去の自分のショーを振り返って、「今回も絶対いいものを見せる!」と気持ちを奮い立たせるのですが、今回のショーでは音響×DJの技で間を繋いでくださったので空白の間が生まれる余地がなくなり、全てが完璧で完全なものを仕上げられる土台ができました。
本当に感謝、感謝です。

ただ、これだけ見る要素や注意すべき要素が多かったので、「ダンスとショーとどっちを見たらいい!?」という意見もあったようです。

僕としては、「どっち見てくれてもいいし、その瞬間目に入ったものをおもしろがってほしい」というのが当日に込めた思いでもありました。

ファッションショーは歩かせてなんぼで、洋服は着て動いてなんぼ。
街中でふとした瞬間に目に入って、目で追ってしまう洋服と出会うあの瞬間のように、自分の直感で惹かれたものの断片で見て、その瞬間ごとをおもしろがってほしいし、そういうショーだったと思っています。

ファッションショーはファッションでありエンターテイメントである

僕のショーは特に、ファッションショーを見慣れている業界人、ファッションのビジネスサイドがわかるひと、服のディテールがわかるひとだけでなく、懇意にしてくださるお客さんや付き合いのある取引先、友人などいろんなひとに集まってもらえています。
それぞれの内にある感性で同じ空間を違った楽しみ方をしてほしいし、言語化も可視化もされていない「なんとなくの新しさ」に触れてもらえたら嬉しいこと。

ファッションショーは、元々は服を買わせるためのものだったけど、今はPRの要素が強くなっている気がします。ただ、僕はそれに固執せず、リアリティを追求もしているし、ファッションもエンターテイメントも両立させたものを見せたいーー。
こんなふうに思うようになったのは、吉本新喜劇とのコラボのとき、「ファッションショーが僕のような一般人のところに降りてきてくれた」と、観客のひとりからの感想を聞いたときに受けた衝撃がきっかけです。
この言葉を聞いたとき、今までの「わかってもらえなくてもいい」と思っていたことをすごく小っ恥ずかしく感じたし、今の僕のショーの姿は過去の自分への“答え”にもなっていると考えています。

ファッションショーとして楽しめる/楽しませる

yoshiokuboのファッションショーは、独特の世界観でひとを魅了する、自分が好きなものを「これおもろい!」って思ってもらうことが一番。
お客さんに見せたいのは、始めから終わりまでおもしろいもの。
そういうものをこれからも見せていきたいとし、今回はそれができたと感じたショーのひとつになりました。

次回もこれを超えるものをぜひ見てもらえるように構想中です。
ぜひ、ご期待ください!

Spring/Summer 2026 Collection Tailored for the spin

駆ける、跳ねる、飛ぶ、回る、沈む、そして不動なる静に至るーー
“第三の皮膚”となる「服」を追求したコレクション

誕生の瞬間に放たれる爆発的な力に憧れ、
縦横無尽な動きと完全な静止、予測不能でエクストリームなヒトのいぶきを不断に捉えたthree-dimensionalな服づくり。

流れるような静と動を辿り描いた「切り替え」
瞬間ごとに変化するシルエットをキャプチャリングして落とし込む「テクニカル」
唯一無二の“個”を有形化・視覚化した「プリンティング」

すべては、長く愛され、いつまでも「捨てられない」一着を生み出すために。

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