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新年に買い替える派? それとも新年度に買い替える派?

2025年ももう3ヶ月目に突入。
新年にしても、新年度にしても、区切りのタイミングには洋服とか身の回りのものを新調したくなりますね。
僕の場合、新年がまさにそのタイミングで、今年もいいものに巡り合いました。

「で、何を新しくしてん?」という話なんですが、僕が毎年買い替えるもの、それはファッションデザイナーとしての僕の唯一の“武器”である文房具です。

ちょっと意外に思われるかもしれませんが、僕の場合パタンナー向けのデザイン画は、A6版の小さめのメモ帳にまず0.3mmのシャーペンでデッサンして、その上からペンで清書していくのが長年のやり方になっているので、シャーペンやペンがないと始まらないんです。

ただ、シャーペンは芯が細いからか、筆圧の問題なのか、アイディアが湧いて筆がノっていればいるほどパキパキ折れてしまうんですね。
これが地味にストレスだったので、「何かいい選択肢はないかな?」と銀座・伊東屋さんを巡っていたところ、出会ったのが写真の鉛筆でした。

(左の赤・黒・グレーがウワサの鉛筆。そのほか並んでいるのは使い込んだ“武器”たちです)

ヘルベチカ イートンペンシル ツヤケシ 
このマットな軸、ちょっと珍しいし何よりシャレてる! と、即購入。
実際に使ってみると、視界の端に入ってくる軸がモダンで気分がいいし、シャーペンと違って芯が折れることももちろんないので考えを中断することなく使えて“良さ”を実感しているところ。
思い付いたら勢いに任せてサッとこの鉛筆で全体像を描き出して、0.3mmの細いシャーペンで細かいディテールを書き足し、最後にペンで清書する、というように制作スタイルも今まで以上にブラッシュアップされました。

「そこはもうデジタルにしたらエエやろ!」と言われそうだし、確かにデジタルツールを使えば色を付けたりパターンに起こしやすかったりするんでしょうが、あれに僕が馴染むまでにどうにも時間がかかりそう。
なので、今後はこの鉛筆も新たな武器にして、これまで以上のyoshiokuboを作っていけたらと思っています。

ちなみに、yoshiokuboオンラインショップでは、2025年春夏コレクション「守・破・離、自在」のアイテムの販売が始まっています。このコレクションは、吉本新喜劇とコラボして発表した強い思い入れのあるものなので、「新年度に合わせて何か新調しようかな」とお考えの方はぜひじっくり覗いていただけたらと思います。

yoshiokuboオンラインショップはこちら

2025年春夏コレクション「守・破・離、自在」については、「大興奮!一夜限りの『吉本新喜劇ファッションショー』を振り返る」で詳しく紹介しているのでこちらもぜひ。

「洋服はさておき、靴は新調したいかも…」という方には「2024FWJELLO SHOESⅡは、横から見た時のシルエットが魅力 」の記事もおすすめです。

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